今日は、卒園式を控えた年長さんが在園児に歌の贈り物をしました。
年長さんは、遊戯室いっぱいに集まった在園児と先生の前で、堂々と歌を歌っていました!
いよいよ幼稚園を卒園・・・・・・
子供達は一緒に過ごした仲間と声を揃えて歌えることをとても喜んでいるような気持ちがあふれた歌声でした。
在園児の子供達もお兄さんお姉さんの姿に圧倒されていました。
最後に在園児と年長児でお別れの挨拶を交わしました。
明日はお別れ会です。
3月5日(木)に年長組が幼稚園最後のお誕生日会を行いました。
3月生まれのお友達には待ちに待ったお誕生日会です。
いつもは、年少さんや年中さんと一緒にお祝いするお誕生日会ですが、卒園が近いことで一足先に年長児だけのお誕生日会です。
今回は初めに、道徳教科書『言葉と作法』の“心訓”を皆で音読しました。心訓は心に置くべき教訓。
「世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つ事です」
「世の中で一番寂しい事は、する仕事のない事です」
人間は、「社会的存在」多くの人に支えられ、助けられて初めて自分の生活が出来ます。
だから、自分もまた人様の役に立てて初めて人間として一人前になれるのでしょう。
今回は、こうした人のお役に立つ喜びを子供達にお話ししました。
そして、各クラスの発表と和太鼓クラブの発表です。
月組は『怪獣のバラード』と高村 光太郎の詩 「少年に与う」
星組は『未知という名の船に乗り』と「平家物語 祇園精舎」
光組は『マイバラード』と上里あおみの詩 「本の思い出」
虹組は『大空賛歌』と「福澤 諭吉 学問ノススメ」
合唱は2部合唱でハーモニーを楽しみました。
詩の暗唱もスラスラ。
和太鼓クラブの発表もこなれたバチ裁きが印象的でした。
今日は、子供シアター本番。
大勢の保護者の皆様にお越し頂き、子供達のお芝居をご覧頂きました。
お家に帰った子供達、どんな話をお家の方としたのでしょうか。
さて、練習に比べて、今日の子供達の演技は、大変気持ちがこもっていました。
「お父さん、お母さんに見てもらうんだ!」という気持ちが、子供達の原動力になって、いつも以上の心のこもった一所懸命な姿を引き出していました。
子供が元々持ち合わせた感性や想像力をちゃんと『表現』できていたと思いました。
その証拠に、見ていたお家の方はもちろん、先生達からも感極まって、感動の涙がみられました。
どの学年もその年齢のよい成長が見ていただけたと思います。
今年は、特に『伝わる言葉で』を意識した指導を先生達が心掛けました。ただ大きな声で歌や台詞を言うのではなく、言葉の意味を考え、滑舌や抑揚、余韻にも気をつけました。
今日は特別に石井方式の漢字仮名交じり絵本のご指導をお願いしている講師の児島先生にも、子供達の発表をご覧頂き、「レベル高い!」とお褒めの言葉を頂けました。
たくさんの幼稚園、保育園の現場をご覧になっている先生のお言葉だけに、今後の励みになります。
子供達、本当によくやりました。一人一人が舞台で、輝いたシアターでした。
これが終わるといよいよ年長さんは卒園に向けて・・・・・
最後まで子供達に真剣に向き合っていきます。
今日は、ありがとうございました。